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【DQ10】スクエニ株主総会2025!話題の“自社株買い”とターン制RPG復権の兆し【ドラクエ10】

スクエア株主総会
■ はじめに

はーい!どーもーもどーもッス!本日はは2025年6月25日に開催されたスクウェア・エニックス・ホールディングス第45回定時株主総会の内容についてです。DQ10にも間接的に影響する所もあるので簡潔にまとめてみました。では早速見てみましょう!

情報まとめ
■ ざっくり要約すると…


今回の総会では「自社株買い」が目玉のテーマといえるわね
■ DQ10に関する内容は?



ドラクエ10に直接触れる発言・報告はありませんでした。あくまで話題の中心は次のようなものでした。
①ターン制RPGの価値再評価
②FF14の品質や今後の方針
③新作IP『KILLER INN』や『パラノマサイト』などへの取り組み
④過去資産(出版含む)の活用方針
⑤株主提案 vs 経営陣の姿勢(いわゆる“自社株買い”問題)



FF14は業績が不調だったみたいよ
FF14の業績不振
■ DQ10も同じ轍を踏んでない?


プロデューサーの吉田直樹P自身もFF14のサービス品質が最近低下していると認めています。これは“慢心”に陥った結果とのことっす。また、Reddit投稿によれば吉田Pやソサウンド担当チームが FF16 や新作タクティクスといった他プロジェクトに関わりすぎていて、「FF14 に必要な予算・マンパワーが不足している」との指摘がされています。さらに、新規プレイヤー獲得が思うように進まず新規ユーザーへの入り口が狭くなってるそうです。



この不調の要因がDQ10にも全て当てはまると思うのはオイラだけやろうか…
ターン制バトルへの言及
■ 株主質疑応答にて


「Clair Obscur: Expedition 33(ターン制RPG)が売れてますが、御社はどう考えていますか?」という質問に対してスクエニ側は「ターン制RPGは我々の原点であり今後も注力していく方針」「ドラクエIII HD-2Dやパラノマサイトの成功もあり、一定の手応えがある」という前向きな回答をしたッス!



んー。DQ3HDは成功とは言えないけど、数字で見ればかなり売れましたからね…
過去作品(出版)活用
■ 電子書籍の値上げ


ドラゴンクエストへの道など過去作品の復刻要望に対し、「出版事業へ力を注いでおり、過去作品のデジタル化も十分可能」との見解を示していました。
DQ冒険者ツールでも電子書籍が値上げで話題になりました。デジタル版は紙代も印刷代も送料もかからないため、紙版よりも原価が安くなります。今後の電子書籍も見据えての値上げと言えるでしょう。
争点「自社株買い」
■ 自社株買いってなに?
企業が 市場で自分の会社の株式を買い戻すこと を「自社株買い」といいます。簡単に言うとスクエニが自分の会社の株を市場から買い戻すことで、株価を上げたり、株主に“報いる”手段。
ただし今回の株主提案は「600億円の自社株買い」という破格の内容だったため、スクエニ取締役会は「将来投資に影響が出る」と反対。結果、株主提案も会社側提案も否決されました。



株主側の提案は利益余剰があるなら株主に報いてほしい!という理由で、スクエニ側の提案は経営戦略に沿って判断し機動性を持ちたいとのことです。
■ 自社株買いの危険性
自社株買いで一瞬だけ株価が上がっても、その後“材料出尽くし”で急落の可能性もあるため、危険性も伴います。また、本来なら事業投資・社員育成に使うべき資金を、株価対策のために消費してしまうこともあるっす!

あとがき


はい!というわけであとがきです!今回の株主総会、「株主提案 vs 経営陣」という構造なのが面白いッスね。自社株買いって聞くと「おぉ!株価上がりそうじゃん!」ってなるけど、中身をちゃんと見ていくと、会社の未来を食い潰すかそれとも守るかその見極めが超重要だって気づかされます。自社株買いもアップデートも、「中身」がすべて。そんな想いを込めて〆させていただきます。



以上最後までご愛読ありがとうございました!
COMENT
コメント一覧 (4件)
dqxを悪く言いたいわけではないから誤解を恐れずいえば、dqxは悪名高きver.3時代にdq11にスタッフ動員して痛い目は見ているはず。だから、dqxを疎かにしてまでdq12にスタッフ動員、みたいなことはないと思うわ。
コマンドRPGを再度注力してくれるのは嬉しい。2013年頃だろうか、5pb.から動員したシナリオライターなど豪華なスタッフで、コマンドRPGの面白さを再認識させてくれた傑作ブレイブリーデフォルトがスクエニに撒いたコマンドRPGの種が芽吹こうとしているわけだ。期待してますわ!
株は詳しくないから自社買いは良くわからないので、詳しい人に任せます。
株主提案はアクティビストが議決権を多数握っているケースでない限りは否決されるのが普通です。株主提案が通るようであればアクティビストに乗っ取られている状態です。
会社が提案する主な株主還元の方法として、配当金、自社株買いがあります。この株主還元の資金源はその会計年度の利益の一部を使うのが普通です。スクエニの2025年3月期の決算短信を見ると、1株当たり当期純利益は203.38円、年間配当金は1株129円なので「配当性向」は63.4パーセントです。残りの36.6パーセントは会社の貯金にしたり、一部をドラクエなどの新商品の開発費などに回すことができます。
会社によっては当期純利益を原資に自社株買いを一定期間行う株主還元を行う場合もあります。自社株買い終了後に消却をセットで行うことで発行株式数を減らして、1株当たりの価値を高くすることが出来、結果的に株価が上がりやすくなります。
配当金と自社株買いのセットで、純利益の何パーセントを「総配当性向」として株主還元するか方針を決めている会社もあります。
(誤)配当金と自社株買いのセットで、純利益の何パーセントを「総配当性向」として株主還元するか方針を決めている会社もあります。
(正)配当金と自社株買いのセットで、純利益の何パーセントを「総株主還元」するか方針を決めている会社もあります。
スクエニのIRサイトにて、「第45回定時株主総会招集ご通知(電子提供措置事項のうち交付書面記載事項)」を参照して、株主提案(第2号議案)を確認しました。
この株主提案は600億円の株主還元を要求していますが、2025年3月期の純利益が244億円なので、「赤字でもいいから金をよこせ」と言っているようなものです。こんな提案をするのは会社が存続しなくても良くて、自分の利益しか考えないアクティビストなのでスクエニファンはこの株主提案(第2号議案)を行った悪質な株主に対してブチ切れて良いです。